参院選2022!公明党のマニフェストや候補者は?

参院選2022!公明党のマニフェストや候補者は?

2022年7月10日には、参議院議員通常選挙が実施されます。

参院選には公明党から、選挙区・比例代表区でそれぞれ候補者が出馬しています。現在公明党は自民党と連立政権を組む与党第2党ですが、どのような政党なのでしょうか。

公明党の概要やマニフェスト(公約)、現在の議席や候補者の情報をまとめました。

候補者数などは、公示日(6月22日)現在の内容です。

公明党とは?

公明党は、1964年に創価学会の池田大作会長(当時)が提案し、結成されました。支持団体に創価学会を持ちます。現在は参議院議員の山口那津男氏が党代表を務めています。

1999年の自民党の小渕恵三内閣で連立政権を組み、以後20年以上、連立が継続しています。旧民主党政権下で野党となった期間を除いて、自民党とともに政権を担う与党第2党です。ただし、憲法改正問題など、必ずしも自民党と政治方針が一致しない点もあります。

与党・野党の仕組みについては以下の記事で触れています。
【関連記事】与党と野党の違いをわかりやすく解説!それぞれの役割とは? | スマート選挙ブログ

公明党のマニフェスト

今回の参院選での公明党のキャッチコピーは「日本を、前へ。」です。6つの重点政策の中でも特に、経済成長と雇用・所得の拡大を大きく掲げています。具体的には、持続的な賃金上昇のため、賃上げをした企業への税制支援を進めることなどです。

子育てや教育政策にも力を入れ、出産一時金の増額や、高校3年生までの医療費無償化を目指します。

上記の他には、次のような政策を掲げています。

  • 経済政策:看護・介護・保育などの分野での持続的な賃上げや処遇改善を推進する
  • 外交・安全保障:防衛力を着実に整備・強化する。核共有の導入には断固反対する
  • エネルギー・環境:原発再稼働について、規制委員会の基準を満たした上で自治体の理解や協力を得て取り組む
  • ジェンダー:選択的夫婦別姓制度の導入や自治体のパートナーシップ認定制度を推進する

政党によるマニフェストはこちら。
マニフェスト | 参議院選挙2022 特設サイト | 公明党

公明党の現在の議席数

公明党の参議院議員は現在28人います。そのうち今回任期満了を迎えるのは14人です。また、衆議院議員は32人です。

公明党の立候補者は?

今回の参院選での公明党の立候補者数をまとめました。選挙区ごとの候補者などは、総務省が公表しているページや、政党の公式HPから見ることができます。

政党による候補者一覧はこちら
公明党

選挙区の候補者数

選挙区では、公明党から7人の公認候補が出馬しています。全員が現職候補です。

比例代表の候補者数

全国比例では、公明党から17人が立候補しています。現職は5人、新人候補は12人です。

その他の政党・団体の公約

 

<参考>

『政治・経済用語集 第2版』山川出版社、2019

『2021新政治・経済資料 三訂版』実教出版編修部、2021
各党の公約 政策別・政党別 参議院選挙2022 参院選- NHK
【図解】参院選公示 政党別公約まとめ 各党の政策を一覧で
会派別所属議員数:参議院
会派名及び会派別所属議員数
令和4年7月10日執行 参議院議員通常選挙 発表資料
【図解・政治】自公連立20年の歩み(2019年10月):時事ドットコム
沿革 | 党概要 | 公明党
公明党の素朴な疑問
参議院選挙 公明党 比例代表候補者 – NHK
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