副知事ってどんな仕事?選ばれ方や給料・ボーナスなども紹介

副知事ってどんな仕事?選ばれ方や給料・ボーナスなども紹介

都道府県知事の影に隠れがちなナンバー2の存在「副知事」

「緊急事態に知事の代わりになる人だとは知っているけど……」といった方も多いでしょう。

本記事では、

  • 副知事とはどんな存在なのか
  • 副知事はどんな仕事をしているのか
  • 副知事の給料やボーナス、退職金はどのようになっているのか
  • 現在の東京都副知事はどんな人なのか

これらについて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

副知事とは

副知事とは、採用試験がない特別職の公務員で、都道府県ごとに最低1人は置かれています。

条例を定めることによって、2人以上設置することも可能です。

副知事の仕事

副知事として働ける期間は「4年間」です。

主な仕事は「知事の補佐」で、具体的には次のようなことをしています。

  • 知事の判断を必要としない重要性の低い案件の最終決定
  • 知事不在の際(海外視察や急病など)における知事の代理業務
  • 地方自治体職員が担当する事務の監督

選び方

副知事は選挙では選ばれず「知事の指名」「議会の同意」によって選ばれます。

知事の指名の対象とならないのは、以下の人たちです。

  • 公民権(選挙権・被選挙権など)を持っていない人
  • 公安委員会員
  • 警察官
  • 国会議員
  • 地方議会議員
  • 検察官 

4年の任期が定められていますが、住民の直接請求知事による解雇通知などによって、任期を待たずに解職されることもあります。

副知事のお金事情

副知事の収入やボーナスなどは、都道府県によってバラバラです。

こちらでは、東京都副知事を例にあげて紹介していきます。

収入(月収)

月収は「1,189,000円」に設定されています。

よって、1年勤めれば「14,268,000円」です。

ボーナス

ボーナスは1年に2回支給されます。

6月期 :1.75ヶ月分、12月期:1.75ヶ月分の合計:3.5ヶ月分です。

東京都の場合「4,161,500円」となります。

退職手当

東京都の場合、退職手当は「退職日の月給✖️在職月数✖️0.4」で支給されます。

例えば15ヶ月在職していたとすると、「7,134,000円」です。

現在の東京都副知事

東京都副知事は、東京都職員の最高職位です。

現在東京都の条例によって副知事を4人配置でき、2021年2月現在「武市敬・黒沼靖・潮田勉・宮坂学」の4人が在職しています。

ここでは、経歴や担任事項などを紹介していきます。

武市敬

一橋大学卒。1984年に東京都入都。港湾局長、財務局長を経て、2020年6月副知事に就任。

担任事項:財務局、主税局、都市整備局、環境局、建設局、港湾局、会計管理局、住宅政策本部、収用委員会

黒沼靖

東京大学卒。1987年に東京都入都。福祉保健局長、政策企画局長を経て、2021年10月副知事に就任。

担任事項:総務局、福祉保健局、交通局、水道局、下水道局、病院経営本部、中央卸売市場、人事委員会

潮田勉

明治大学卒。1985年に東京都入都。オリンピック・パラリンピック準備局長、財務局長を経て、2021年10月副知事に就任。

担任事項:政策企画局、生活文化局、オリンピック・パラリンピック準備局、産業労働局、東京消防庁、都民安全推進本部、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、公安委員会、労働委員会

宮坂学

同志社大学卒。ヤフー株式会社社長、日本IT団体連盟会長、東京都参与などを経て、2019年9月東京都の副知事に就任。

担任事項:デジタルサービス局

まとめ

今回は、

  • 副知事の仕事内容
  • 副知事のお金事情
  • 現在の東京都副知事

上記について説明しました。

副知事はメディア等の出演が少なくあまり目立たない存在ですが、都道府県知事を補佐するために日々活動しています。

知事のように、私たちが選挙で選ぶわけではないため関心が薄れがちかもしれませんが、今後は副知事たちの動きにも注目してみると、より地方の政治に興味をもつきっかけになるかもしれませんね。

 

<参考>
東京都政策企画局HP「副知事について」
パブリネット「副知事の役割について」
東京都知事等の退職手当に関する条例
東京都HP「(図表9) 特別職の給料・報酬、期末手当の状況(2年4月1日現在)」
東京都政策企画局HP「副知事について」
Wikipedia「東京都副知事 (武市敬・黒沼靖・潮田勉・宮坂学)」

この記事を書いた人
中橋 蓮

最後までお読みいただきありがとうございます。
ライター歴半年の中橋蓮と申します。
フリーランスとして活動するようになってから、生活する上で政治や選挙が関連深いと考えるようになり、興味を持ちました。
今まで選挙に興味がなかった方にも伝わることを心がけながら執筆しています。

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