2023年4月投開票！統一地方選挙の前半戦・後半戦の日程から投票用紙の記入方法まで流れをわかりやすく解説

2023年4月には統一地方選挙があり、全国各地で地方自治体の選挙が実施されます。

ここでは、統一地方選挙の日程や流れをわかりやすく説明します。

統一地方選挙の対象選挙

統一地方選挙は、4年に一度行われる、地方自治体の首長や議員を選ぶ選挙の期日を統一する選挙のことです。

しかし、首長の任期途中での辞職などにより、選挙が実施されるタイミングがずれている場合も多く、すべての地方選挙が対象になっているわけではありません。

20回目となる令和5年4月の統一地方選挙では、981件の地方選挙が行われ、統一率は、およそ27％となる予定です。（令和5年1月時点）

実施される選挙は、こちらの一覧で確認できます。
令和５年統一地方選挙執行予定団体に関する調

統一地方選挙には2種類の日程があり、それぞれ前半戦・後半戦と呼ばれることがあります。

統一地方選挙の前半の日程では、以下の選挙が行われます。

統一地方選挙の後半の日程では、以下の選挙が行われます。

統一地方選挙の日程

［前半戦］4/9投開票日	［後半戦］4/23投開票日
道府県の知事選挙(3/23) 道府県の議員選挙(3/31) 政令指定都市の市長選挙(3/26) 政令指定都市の議員選挙(3/31)	市区の首長選挙(4/16) 市区の議員選挙(4/16) 町村の首長選挙(4/18) 町村の議員選挙(4/18)

（）内の日付は告示日

統一地方選挙は以下の流れで行われます。

告示とは、選挙管理委員会による、選挙期日（投開票日）の正式な発表のことです。

簡単にいうと、告示日は選挙の開始日です。

告示日に、立候補の届出の受付が行われます。

立候補の届出が済むと、各候補者は選挙運動をはじめます。この日から選挙期日（投開票日）の前日までが選挙運動期間です。

選挙の種類によって定められた選挙運動期間が異なるため、選挙期日（投開票日）が同じであっても告示日が違う場合があります。

投票は、有権者が選挙期日に指定の投票所で行います。また、選挙期日に投票所に行けなくても、期日前投票や不在者投票を利用することにより投票ができます。

期日前投票
選挙期日前に、期日前投票所で投票ができる制度です。
期間は、告示日翌日から選挙期日前までです。例えば、今回の統一地方選挙における道府県知事選挙であれば、期日前投票期間は3/22～4/8です。
不在者投票
選挙期間中に、名簿登録地以外に滞在している場合や、病気などにより投票所に行けない場合に利用できる制度です。

統一地方選挙では、投票用紙には候補者名を記入します。

選挙期日に投票する場合も含めて、具体的な投票の行い方は、こちらでわかりやすく解説しています。
【関連記事】初めての投票！当日の流れや選挙の種類を徹底解説

選挙期日の投票時間が終わると、投票箱は開票所に送られ、開票作業が行われます。

その結果により、当選人が決定します。

＜参考＞