政治活動用たすきと選挙運動用たすきの違いとは？作成のポイントと注意点を解説！

「選挙運動で使うたすきには名前を入れてもいい？」
「選挙期間外はどんなたすきを使用できる？」
「たすきを作るときの注意点を知りたい」

選挙運動期間中には名前の入ったたすきをかけることができますが、それ以外の期間は事前運動に抵触するため、名前入りのたすきをかけることはできません。

本記事では選挙候補者が使用する「たすき」作成におけるポイントと注意点を解説します。

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出馬検討をしている方、政治で世の中を変えたい方はこちらをご覧ください

たすきには政治活動用と選挙運動用がある

公職の候補者が使うことのできるたすきには、政治活動用と選挙運動用の2種類があります。それぞれの特徴と主な違いは以下の通りです。

これらのたすきは、選挙用品専門店などに依頼して作成することができます。

以下では政治活動用たすきと選挙運動用たすきを作成する際のポイントと注意点を解説します。

政治活動期間中は、名前の入ったたすきをかけて活動を行うと事前運動の禁止に抵触するためできません。

政治活動を行う際にたすきを使いたい場合は文字なし、または名前以外の文言を記載したたすきを使用しなければなりません。

政治活動用たすきに記載できる名前以外の文言等は以下のようなものです。

一方、以下のような文言等を政治活動用たすきに記載すると、事前運動にあたるおそれがあります。

上記の他、顔写真や似顔絵なども入れることはできません。

たすきの大きさは以下を目安に、自分の身長や肩幅に合わせて作成しましょう。

蓄光タイプや反射タイプのたすきを使用することもできます。

選挙運動用たすきは通称「本番タスキ」と呼ばれる、選挙運動用PRグッズの1つです。

政治活動用たすきとは違い、本人の名前を入れることができます。

名前の他、若手であれば年齢を記載してフレッシュさをアピールするなどの工夫も可能です。

市長選挙と市議会議員選挙が同時に行われる場合には「〇〇議会議員候補」などと記載して、どの選挙に立候補するか明確にするのもよいでしょう。

選挙運動用たすきの大きさは以下を目安に、自分の身長や肩幅に合わせて作成しましょう。

たすきは選挙用品専門店に依頼して作成するのがおすすめです。紙の印刷物よりも納期がかかる傾向にありますので、選挙運動に間に合うよう早めに準備しておきましょう。

本記事では、公職の候補者が使用できるたすきについて解説しました。以下に内容をまとめます。

＜参考＞

『地方選挙必勝の手引』松田馨
『こんなときどうする？選挙運動150問150答』関口慶太、竹内彰志、金子春菜編、ミネルヴァ書房、2020