参院選2022！日本共産党のマニフェストや候補者は？

2022年7月10日には、参議院議員通常選挙が実施されます。

参院選には日本共産党から、選挙区・比例代表区でそれぞれ候補者が出馬しています。日本共産党とは、どのような政党なのでしょうか。

日本共産党の概要やマニフェスト（公約）、現在の議席や候補者の情報をまとめました。

候補者数などは、公示日(6月22日)現在の内容です。

日本共産党とは？

日本共産党は1922年に結党された、戦前から続く唯一の政党です。今回の参院選直後の7月15日に党創立100周年を迎えます。党首は衆議院議員の志位和夫委員長です。

1970年代には勢力を拡大し、衆議院で野党第2党となった時期もありましたが、2003〜2012年の総選挙で議席数は1桁台に落ち込みました。2014年以降は2桁台を維持しています。

今回の参院選での日本共産党のスローガンは「平和でも、くらしでも、希望が持てる日本に」です。

「平和」に関しては、ロシアによるウクライナ侵攻に対する岸田政権の対応を否定し、「敵基地攻撃能力」の保有や「軍事費2倍化」などに反対しています。

憲法9条の改憲は「専守防衛」の原則を投げ捨てるものだとして、反対の立場です。自衛隊は違憲だとの立場ですが、すぐになくすのではなく、国民多数の合意を得て段階的に解消していくとしています。

また、物価高騰対策として消費税率を5%に緊急減税することや、公的年金の支給額引き下げを中止することなども公約に挙げています。

上記の他には、次のような政策があります。

政党による政策はこちら
2022参議院選挙政策

日本共産党の参議院議員は現在13人います。そのうち今回任期満了を迎えるのは6人です。また、衆議院議員は10人です。

今回の参院選での日本共産党の立候補者数をまとめました。選挙区ごとの候補者などは、総務省が公表しているページや、政党の公式HPから見ることができます。

政党による候補者一覧はこちら
日本共産党

選挙区では、日本共産党から33人の公認候補が出馬しています。新人が31人、現職が1人、前職が1人です。

全国比例では、日本共産党から25人が立候補しています。現職は4人、元職が1人で新人は20人です。