参院選2022！国民民主党のマニフェストや候補者は？

2022年7月10日には、参議院議員通常選挙が実施されます。

参院選には国民民主党から、選挙区・比例代表区でそれぞれ候補者が出馬していますが、国民民主党とはどのような政党なのでしょうか。

国民民主党の概要やマニフェスト（公約）、現在の議席や候補者の情報をまとめました。

候補者数などは、公示日(6月22日)現在の内容です。

国民民主党とは？

国民民主党は、2020年9月に発足しました。衆議院議員の玉木雄一郎氏が代表を務めています。

かつては政権も担った旧民主党が維新の党と合流し、2016年に民進党が結党しました。しかしその後分裂と合流を経て、旧立憲民主党と旧国民民主党が発足することになります。

2020年には旧立憲民主党と旧国民民主党の一部が合流し、現在の立憲民主党が出来ましたが、玉木氏を中心としたメンバーは合流せず、現在の国民民主党を結党しました。

略称は「民主党」ですが、立憲民主党と同じであり、投票用紙に略称で記入すると、どちらに投票したかがわからない「按分票」になってしまいます。比例代表の投票で政党名を記入する場合は、正式名称の「国民民主党」を書くと良いでしょう。

参院選での国民民主党の公約は、「給料を上げる、国を守る。」です。積極財政と金融緩和で、消費活動や投資を活性化することを掲げています。

具体的な政策は、物価の高騰が懸念されている中、「インフレ手当」として国民1人当たりに一律10万円を現金給付することなどです。

上記の他には、次のような公約を挙げています。

政党による公約の詳細は、こちらから見ることができます。
政策2022 | 新・国民民主党 – つくろう、新しい答え。H2国民民主党の現在の議席数

国民民主党の参議院議員は現在15人います。そのうち今回任期満了を迎えるのは6人です。また、衆議院議員は11人です。

今回の参院選での国民民主党の立候補者数をまとめました。選挙区ごとの候補者などは、総務省が公表しているページ、または政党の公式HPから見ることができます。

選挙区では、国民民主党から13人の公認候補が出馬しています。うち3人が現職、10人が新人です。勝敗の鍵を握ると言われる「一人区」では、山形・岐阜・徳島と高知の合区・香川・山口・大分・宮崎の各選挙区に候補者がいます。

また、党員ではなくても政策や理念が近い「推薦候補」は11人です。

全国比例では、国民民主党から9人が立候補しています。現職は3人、元職が1人で、新人候補は5人です。

＜参考＞